消費財メーカーX社商品開発部
環境貢献できる製品づくりに行き詰まり・・・革新的なアイデアが欲しい!
詰め替え用シャンプーがなくなる!?サステナブルな素材である“紙”を使った新・システムとは
X社では、相次いで同業他社が「環境にやさしい企業」などのイメージ調査でランキング入りしたことを受け、上層部から商品開発部に向けて「当社でも“環境に配慮したモノづくり”に関する施策を強化するように」と強い要請があった。
課題
「環境にやさしい」製品開発を強化すべく、インパクトのある次の一手を投じたい
環境負荷に配慮したモノづくりについては、以前より部全体で意識して製品開発を行っていたX社。ここ数年で、主力であるシャンプーやハンドソープなどの液状トイレタリーを中心に、原料に自然素材を使用した製品を積極的に開発しています。また、外部のデザイナーの協力も得て、パッケージデザインに自然志向かつエコなイメージを取り入れる試みも、今まで数多く行ってきました。
「原材料やデザインに関しては、相談に乗ってもらえる企業や専門家ともつながりがあり、既に多くのアイデアを形にしてきました。ただ、今、上層部から求められているのは、もっと斬新でインパクトのある環境施策なんです」(商品開発部・H氏)
自社の商品を使って、企業としての環境保全への姿勢を体現する新たな方法について、H氏を中心に何度も企画会議が行われましたが、なかなか実用化を目指せるようなアイデアは出てきませんでした。
課題のポイント
主力のトイレタリー製品に関し、原材料やパッケージデザインを中心に、環境に配慮した製品開発をすでに行ってきた
上層部から求められている、もっと斬新でインパクトのある環境施策のアイデアがなかなか出せない
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