物流サービス業E社配送部門

作業員の安定確保が難しく、自動化したいが柔軟性が失われ効率を下げてしまう・・・
可変自動梱包封緘機で、自動化による効率アップと環境に配慮した物流を実現!

解決のポイント

  • 高さ可変自動梱包封緘機により封緘作業を高速、かつ均一化を実現。そのうえ、箱型サイズの変更も可能

  • 箱内のデッドスペースの極小化や緩衝材のゼロ化も可能、運送トラックの台数削減により環境にも貢献

解決

世界中で実績のある高さ可変自動梱包封緘機により、封緘作業を高速、かつ均一化

H氏は、欧州で新しい高さ可変自動梱包封緘機が上市されたという情報を入手しました。早速メーカーに連絡したところ、日本ではこれから販売代理店を設置する予定のため、デモ機が国内にはなかったのです。しかし、この装置に可能性を感じたH氏は、高さ可変自動梱包封緘機「EVO Cut’ it!」の欧州現地視察を敢行しました。

「『EVO Cut’ it!』は、既に世界中で実績のある装置でした。箱内の内容物の高さを自動測定し、同時に四隅に切り込みと、折り目となる罫線を入れます。罫線で折りたたみ、蓋をかぶせれば封緘が完了です。加えて、他社システムを圧倒する業界随一のスピードも魅力的でした。この画期的な梱包封緘システムなら、封緘作業の高速、かつ均一化される点が、弊社が求めているそのものでした」(H氏)

嬉しかったのは、「EVO Cut’ it!」は寸法仕様の範囲内であれば、箱型サイズ替えが可能な点でした。これで将来的に箱型サイズに変更があっても、装置を入れ替えずに作業の継続が可能となることが分かりました。
また、箱内のデッドスペースが極小化され、緩衝材のゼロ化も可能となり、脱プラスチックにも貢献できます。加えて、箱内のデッドスペースが減ったことにより、トラック1車当たりの積載箱数が増えたことから、搬送用トラックの台数を25%も削減した事例を見せてもらいました。CO2の削減にも大いに期待でき、緩衝材のゼロ化と合わせて、より環境に配慮した物流サービスが提供できることが分かりました。

しばらくして、国内の販売代理店になった日本製紙ユニテックからコンタクトがあり、国内の展示会で「EVO Cut’ it!」の動作を再確認しました。さらに、同社のショールームで、梱包テストができることが分かり、早速テストを実施。

高さ可変自動梱包システム「e3neo(EVO Cut’ it!)」

説明通りの作業スペックに社内で好評を博したため、「EVO Cut’ it!」の採用を決定しました。

現在、本格的な稼働にむけて設置工事を実施しています。

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