菓子メーカーL社企画部

ハイグレード商品立上げ!50周年記念の特別感を紙で演出したいのだが・・・
幅広いラインナップから「上質で環境に優しい」素材を選んだプロの目利きとは

解決のポイント

  • 日本製紙には質感や機能の異なる10種類以上の包装紙が揃い、ニーズに合わせた提案を受けられる

  • 上質な質感、高い紙力強度が特長の「片艶紙」なら特別感、環境配慮性を実現できる

解決

日本製紙には10種類以上の包装紙が揃い、ニーズに合った提案を受けられる

H氏は、ある環境配慮型製品に関する展示会を訪れた際、日本製紙のブースを訪れました。そこで担当者から、「紙」は、生分解性やマテリアルサイクルの面で優れており、今後ますます注目される環境配慮型の素材だとレクチャーを受けました。併せて、包装紙の担当営業部署も紹介してもらいました。

そして後日、改めてデザイン事務所のスタッフとともに日本製紙の営業担当に話を聞くことになりました。同社ではシリーズ銘柄にして10種類以上の包装紙を取り扱っているとのことで、ラインナップの豊富さでは他社に抜きん出ていました。銘柄によって質感や機能性は大きく異なるため、選定前に入念なヒアリングを受けたうえで、細かい点までニーズを満たせるような提案を受けることができるとのことでした。

上質な質感、高い紙力強度が特長の「片艶紙」なら特別感、環境配慮性を実現できる

L社でも早速、デザイン面での要望を詳細に伝え、それにフィットする素材を選定してもらうことになりました。そこで提案を受けたのが「片艶紙」でした。「紙」独特の特別感、高級感があるうえ、片面は平滑でツヤのある質感で、印刷した絵柄が美しく映える加工が施されていました。そしてもう片面は和紙のような風合いとなっており、今まで体感したことがない手触り感と高級感から訪日観光客にとって帰国後の記念となる仕上がりだと感じられるものでした。また、日本製紙の片艶紙は寸法安定性に優れており、強度も非常に高く、包装用紙のほか幅広い加工用途に使われていることもわかりました。

日本製紙ではこの片艶紙の加工を得意とするコンバーターも合わせて紹介してくれるとのことで、H氏は片艶紙を用いた菓子用パッケージを試作し、上層部の評価を取ることにしました。結果、周年事業らしい上質な質感、そして「紙一枚」の時流に合った環境配慮性に想定以上の高評価を得ることができ、L社商品の新パッケージにはこの片艶紙を使うことが正式に決まりました。

日本製紙には、菓子を直接包める個包装パッケージ用素材も揃っているとのことで、L社では今後も着実に包装用素材の紙化を進めていく計画です。

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