化粧品メーカーP社企画開発部

高級化粧品の新ラインアップ発売!しかし外箱に使う「紙」の知見がなくて、さっぱり・・・
ゼロからの素材選びで、上質イメージに合ったパッケージづくりに成功できた秘策とは

解決のポイント

  • 日本製紙には紙素材が豊富に揃い、企画の相談にも応じてもらえる

  • 光沢感、上質感のあるキャストコート紙で商品イメージに合った外箱が完成

解決

日本製紙なら紙素材のラインナップが豊富で、幅広く企画の相談ができる

この件について情報収集を重ねていた企画開発部のE氏は、取引のある商社から「紙のことなら、日本製紙に相談してみては?」とアドバイスをもらいました。そこで早速、日本製紙に問い合わせて、営業担当者に現状の課題について相談をし、これまでのパッケージ事例や新製品の紙素材などについて説明を受けました。さらに、紙素材の企画について幅広く相談に乗ってもらうことができる、同社のPCC(パッケージング・コミュニケーションセンター)を紹介してもらいました。後日E氏はPCCとミーティングを行ない、今回の新商品のイメージにマッチする様々な素材を比較・検討し、知見を得ることができました。

「紙のプロというだけあって、一般的なものから高級さをアピールするものまで、とにかく素材のラインアップが豊富でした。厚み、色合い、手触り、光沢感などが異なる多くの選択肢が用意されていて、これなら希望に合う素材が必ず見つかると感じました」(E氏)

光沢感が際立つキャストコート紙で、商品にマッチした外箱を実現できた

多種の選択肢のなかから今回P社で新商品用にと選んだのは、コート面を鏡面仕上げしたプレミアムな板紙のキャストコート紙でした。決め手は、他に類を見ない美しい光沢感です。早速この紙を使った試作を行なったところ、紙製らしからぬ非常に丈夫な作りで、「商品のイメージにぴったり合った高級・上質感を演出できる」と企画開発部のスタッフ全員が納得できる仕上がりとなりました。その後の消費者へのイメージ調査でも期待以上の高い評価を得たため、このキャストコート紙で外箱を作ることが正式に決定しました。

今回、多くの素材から深く検討を重ねたことで、パッケージ素材の重要性を改めて認識したP社。開発中の他商品についても日本製紙に相談しながら進めていくことにしました。

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