製造業S社製造技術部

6,000点以上のモーターやポンプの巡回監視。ベテランの目視と感覚だけではもう限界・・・
日本製紙の工場で実証された、シンプル・イズ・ベストの監視機器の実力とは?

解決のポイント

  • 日本製紙の工場で実際に使われていた監視機能を製品化した「e-無線巡回」を知る

  • 監視に必要な振動と温度だけを絞り込んでいるため、安価で接続も簡単

  • 国内だけでなく、タイでも導入が可能

解決

現場でたたき上げられた「監視機器」は、本当に必要な機能だけが搭載されていた!

情報収集を進める中、N氏はメンテナンス系の展示会で日本製紙グループが提供している「e-無線巡回」を見つけ、担当者から詳細な説明を受けることにしました。

担当者の話では、「e-無線巡回」は日本製紙の工場で実際に使われていた監視機能を製品化したもので、次のような特長がありました。

  • 機器類のメンテナンスに必要な情報として振動と温度の2つを選択。過剰な機能を削り必要な機能のみに絞り込んだことにより低価格を実現

  • PCにつなぐだけで、各機器の稼働状況を容易に可視化

  • 設置が簡単で狭いところにもセンサー配置が可能

  • システム最大で親機20台・子機12,000台を設置可能

  • 920MHz帯のLPWAを使用しているため、通信距離が長く、屋内100m、屋外なら 1㎞程度の距離にある機器の監視も可能

  • 大量にモーターを設置している日本製紙で重大事故を防止できた実績あり

「これだけの機能がありながら、想定以上に低価格なので、工場内の幅広いエリアにある程度の親機、子機を導入することが見込めました。ひとまず試験導入を考えたのですが、これなら予算枠も取りやすくて、助かりました」(N氏)

早速、N氏のいる第一工場で設置してみたところ、十分すぎる効果が検証できたため国内の全工場で導入が早々に決定しました。「e-無線巡回」は、タイでも製品展開していると聞いたため、タイ工場での導入も検討しています。

「e-無線巡回」の新バージョンでは、スマホやモバイル端末でも稼働状況の確認が可能となるクラウド機能の追加や、他の国での販売開始にも大きな期待を寄せています。

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